私自身もこの福祉の道を歩む前は

 「誰かが解決してくれるだろう」「社会が何とかしてくれるだろう」「私とは関係がないから」

と考える1人でした。そのような私が福祉の道に深く関わることになったきっかけが、平成8年に創設された「障がい児(者)地域療育等支援事業」のコーディネーターに起用されたことでした。

 

 コーディネーターとして、在宅の重症心身障がい児(者)、知的障がい児(者)、身体障がい児の地域における生活状況の確認や障がい児(者)本人や家族からの話を聞き実態を把握していく中で、障がい児(者)本人への支援のあり方や家族が抱える問題の大きさを目の当たりにし、どのようにしていくべきなのかと勉強の日々でした。そのような日々で障がい児(者)本人や家族と一緒に問題に向き合う過程や、成し遂げた際に私自身大きな喜びを感じることができた結果気がつけば

 「誰かが解決してくれるだろう」「社会が何とかしてくれるだろう」「私とは関係がないから」

という考えが

 「誰かがやってくれる ではなく、まず私がやる」

に変わっていました。

 

 それからは私なりに、障がい児(者)本人及び家族が必要とすることやしなければならないことにどのように向きあっていくべきかを考え歩んできた次第です。

 

 

 これからも今迄と同様に歩み続ける所存ではありますが、若い世代へ福祉の奥深さや私の歩んできた道を引き継いでもらいたいと考えています。

 

西脇 瑞枝